伊豆山みつばち農園のブログ

Atamihoney


伊豆山みつばち農園のブログ

2017年04月

今日は雨だったので、久しぶりに読書。
というか、最近みつばちの事が心配で頭がいっぱいになり、気分転換の為。

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「わくわく昆虫記 憧れの虫たち」

著者の子供時代の虫との出会いや思い、感動などが綴られていて、その情熱がこちらにも伝わってきます。
昆虫採集してた事をすっかり忘れてしまった人や、親になって子供の昆虫採集にしぶしぶ付き合っているっていう人にいいかも。
昔の感動を思い出させてくれたり、子供達は大人が気が付かないこんな所にも感動するんだっていう事を教えてくれる本でした。
写真も美しかった。

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近くに原木椎茸栽培されている方もいて、
農園のまわりには沢山クヌギが自生しています
今日はそんなクヌギの花粉を集めているみつばちさんを見かけました。
クヌギの花はとっても小さく、触ると途端に花粉が散ってまるで杉のようだから、本来は風媒花なのかな?
ちょっとずつみつばちの事がわかっていくのが、とっても楽しいです。

そのほかに今日は、友人から分けてもらった
タイムの苗を植えたり、バジルの種まきをしました。
タイムに含まれているチモールという成分が、ダニ除けに良いらしいので、気休めですが花蜜もみつばちの健康の為にいいんじゃないかと。
訪花してくれればいいなあ。

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今日の11時頃、農園内の金魚が泳いでいる水槽に、次から次へとみつばちさんの姿が。
この水は、湧き水から引いてあり、常時少しずつ水が流れてきていて、だから塩素の入ってないお水です。

水は、巣の中の温度調節の為と、幼虫に与える餌の水分調節の為に必要なんだとか。
普通は水分の多い花の蜜でまかなえるので、今日は暑くて水が欲しかったのかも。
それにしてもバスタブサイズのこの水槽をよく見つけますね。みつばちってほんと賢い!

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ついこの間までは巣脾の真ん中にぽっちりの産卵圏だったのが、春になってからは随分と広がって俄然女王蜂のやる気が感じられます。
そして春になって誕生する命もあれば、命を落とすみつばちも。

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でもこのみつばちを糧にクモの命が続いていくんですよね。
毎日毎日一生懸命生きている虫を通して、生死を体感している気がします。

今日は風もなく、桜日和な一日でした。伊豆山神社や伊豆山交番前、あっちこっちでソメイヨシノが一斉に花開いてます。
満開の桜を見ると圧倒されて、思わず顔がほころんじゃいますね。
きっとみつばちさんも喜んでるはず。

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