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1月7日、玉川学園ミツバチ科学研究センターで行われた講演会に参加してきました。
熱海駅よりも駐車場料金が安い真鶴駅に車を止めて東海道線に乗り、小田原駅で小田急線に乗り換え、玉川学園駅で降りて着いた大学構内には、噴水があったり針葉樹に飾り付けがされていたりとおしゃれな感じ。
当然だけれど車の往来がないし、日曜日だからか学生もおらず、静かで素敵な所でした。
そして建物の中にあるトイレもホテルのようでびっくりです。

今回の 講演演者は四人でみんな面白く、ミツバチを含むハナバチの生態の、新しい知見を得ることが出来ました。

ミツバチは羽化して最初は巣箱の中で働き、その後外に出て蜜や花粉を集める仕事に付くのですが、その蜜の場所に行くために使われるのが有名な8の字ダンス。
オーストリアのカール・フォン・フリッシュさんは、ミツバチがダンスを通してコミュニケーションできるダンス言語を持っている事を発見してノーベル賞をもらったそうですが、今回の発表では、そのダンスが最初から上手に出来るわけでなく、お姉さんバチのダンスに追従したり、自分でもダンスするんだけど誰にも見向きしてもらえなかったり、という経験を通して一人前になるそうです。 

そして同じ蜜を集めに行くのでも、ダンスで教わった蜜源に行くハチと、自分んで新しい蜜源を開拓するハチと2種類いるそうで、それはその方が都合が良いですよね。

痒いところに手が届くようなその行動、やっぱりミツバチってすごい!